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離婚調停成立の日の流れ。モラ夫と完全に別れられる日の全貌は、こちら。

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離婚調停成立の日の流れ。モラ夫と完全に別れられる日の全貌は、こちら。【モラハラ離婚調停体験記20】

 

以前、こちら↓の記事で、少しだけ調停成立日のことを触れました。

  

www.morarikonhint-sumi11re.com

 

 今回は、実際に調停が成立する日、何をするのか、どのぐらい時間がかかるのか、離婚調停成立日の流れをご紹介します。

 

次回で調停成立という目安が事前に告げられる。

ある程度条件面がまとまれば、次回で調停成立の予定ということを、調停委員より告げられます。

調停成立日とその前の回との間に、家裁と双方の弁護士で連絡を取り合い、調停調書条項案という離婚条件等をまとめた文書の内容を完成させます。

当人の準備としては、弁護士から調書の内容を提示され、条件の内容に間違いがないか確認を行います。

 

弁護士と申立人控え室で待ち合わせ。

午前中の調停で、朝9時半に、家裁にある申立人控え室で弁護士と待ち合わせました。

定員8人程度の、真ん中に一応プライバシー保護用に大きな衝立がある小さな部屋でした。

 

テレビは置かれていますが、癒しの犬の映像がひたすら流されていました。

 

弁護士と直接会えるのは今日で最後だと思ったので、始まるまでに、わからないことや不安なことを聞いておきました。

 

調停委員から先に弁護士が呼び出され、調停調書条項案について最終確認。

調停開始時間の9時半を少し過ぎた頃、申立人控え室に、調停委員が弁護士のみを呼びに来ました。

事前に内容を固めていた、調書条項案について最終確認を行っていました。

 

調停委員が私と弁護士を呼び出し、調停委員のいる部屋へ案内される。

弁護士が申立人控え室に戻り、しばらくしてから、調停委員が私と弁護士の2人を呼び出しました。

呼び出されるまで待っている間、モラ夫側にも同様の確認を行っていました。

調停委員のいる部屋へ行くと、
以下のような内容が書かれたA4用紙1枚にまとめられた調書条項案が配られました。

 

★申立人と相手方が●年●月▲日付で離婚すること。
★親権者
★養育費
★解決金
★財産分与
★年金分割
など、調書に書かれた離婚条件について、ひとつひとつ丁寧に確認していきました。

 

調停委員から、「この条件だったら、まぁまぁ納得いくものになったんじゃないでしょうか?」と一言あり、
私も納得していたため、「これでお願いします!」と伝えて、一旦退出しました。

 

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相手方も、調停調書条項案の最終確認を行う。

通常、我々の退出後、入れ替わりで相手方も同じ部屋へ入ることになりますが、

今までの経緯から調停委員がモラ夫からモラハラを感じとってくれたおかげか、
調停委員が部屋を移動してくれました。

詳細は冒頭で紹介した記事モラハラ離婚調停体験記11にてご紹介しています。

 

裁判官が、申立人、相手方に対し、調停調書を読み上げる。

モラ夫側の確認が終わり、しばらく待ってから
再び調停委員が申立人控え室に呼び出しに来ました。

 

再度同じ部屋へ入室し、調停委員は一旦退出。
しばらく待つと、
裁判官、秘書官、調停委員が入ってきました。

 

そして、裁判官が調停調書条項をひとつひとつ
丁寧に読み上げて、最終確認を行いました。

 

印鑑も署名も特に何も必要ありませんでした。

 

最終調停日なのに、一言も発しなかったモラ夫を目の当たりにし、モラハラを感じとっていただいたのか、調停委員が気を遣い、先にモラ夫側の確認を終わらせ、帰らせてくれました。

 

今後の役所関係の確認を秘書官より説明を受ける。

読み上げを行い、最終確認まで終了すると、裁判官は忙しそうに退出し、
秘書官だけ残り、今後の離婚届提出や子どもの名字変更等の流れについて簡単に説明を受けました。

 

家裁で子どもの氏変更届の書類を取得して、解散。

調停が終了し、弁護士の案内で、同じ建物内にある別室に行き、子の氏変更届の書類を取得しました。

職員の方に軽く書き方や必要書類の説明を受けました。

 

そして、最後に弁護士の先生へお礼を伝えて、解散となりました。

 

ここまでで、12時前になっており、最終調停日は、2時間半弱、所用時間としてかかりました。

調停調書については、家裁から弁護士事務所に到着するまで3日、弁護士事務所から自宅まで2日程度で届きました。

 

まとめ

最終調停日までに条件についてはまとめられているので、基本的には確認を行い、形式的な流れに任せるのみです。

 

モラ夫の場合、何を言い出すのかわからないところがあるため、最後までヒヤヒヤしましたが、何事もなく終わることを祈りました。

 

人によっては、順番が入れ替わったり、弁護士のみの呼び出しがなかったりするかもしれませんが、本記事が少しでも参考になれば、幸いです。

 

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