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調停で提出する資料とはどんなもの?モラハラ夫に対して非開示にできる?【モラハラ離婚調停体験記21】

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こんな方におすすめの記事・離婚調停をこれから申立てる方。
・モラハラの証拠資料は、どのように提出するんだろう?
・資料は調停委員には見られてもいいけど、モラ夫には見られたくない。

調停を申立てるにあたって、何を資料として提出すべきか。
モラ夫は、私のやること為すことすべてに難癖をつけるので、できれば非開示にしたいけどできるものか。
調停に必要な資料、その取り扱い方をご紹介します。

 

調停に必要な資料とは?

調停資料として、家裁に提出するものとして、以下の3つに分けられます。

A.作成が必要なもの
・事情説明書
・離婚条件についての主張
・モラハラについての主張

次項で詳細説明します。

B.取得が必要なもの
・給与明細
・源泉徴収票
・保有する金融機関の残高証明書

婚姻費用や養育費の算定、財産分与に使うもの。

共有財産がどれぐらいあるのか確認するため、残高証明書については、婚姻時と婚姻関係破綻時両方取得するようになります。

場合によっては入出金の履歴を取るよう調停で指示されます。

 

C.タイミングによっては提出するもの
・モラハラ証拠資料

次項以降で説明します。

 

作成が必要な資料とは?

上記Aについてです。

事情説明書については、第一回調停が始まるまでに、弁護士を通じて家裁から用意された用紙に手書きで記入します。

求める離婚条件や離婚理由について簡潔に書くものです。

 

その他、自身の主張については、Wordでまとめたものを提出しました。

これは、家裁や弁護士より提出することを特別求められるものではありません。

 

ただ、電話調停等のために、家裁に直接出向くことができない方は特に自分の主張を明確に調停委員の先生に伝える必要があります。

通常通り、家裁に出席して調停を進めていく方であっても、事前に資料として自分の意見をまとめて提出しておくと、調停の前までには調停委員に読んでもらえる可能性が非常に高いのです。

 

調停では、最終判断は裁判官とはいえ、調停委員がある程度判断が委ねられていると個人的には感じました。

その調停委員に自分の意見を頭に入れてもらうことは重要だと思います。

事前に資料を読んでいただくことで、ある程度、自分の主張が調停委員の頭に入った状態で、調停を進められるため、スムーズに話を聞いてもらえやすくなります。

 

この資料作成のポイントについてはまた別記事でまとめたいと思います。

 

モラハラの証拠はどのように取り扱われるの?

モラハラの証拠として、よくネットで挙げられているのが、

・モラ夫とのラインやメールのやりとり

・暴言の録音

・日記

だと思います。

 

まずモラハラを理由に離婚したと弁護士にわかってもらうため、弁護士事務所に提出したものは、モラ夫とのラインのやりとりやスマホでメモしていた日記でした。

当初、弁護士より証拠と思われるものは、すべて写真に撮ってそれを印刷して提出してくださいと指示されました。

おそらく、画面コピーであれば自分の都合の良いところだけ切り抜くといった加工が可能だからだと思います。

資料の正当性としてスマホ画面を写真に撮るということだと思いますが、膨大な数あったため、非常に時間を要する作業でした。

 

しかし、結局のところ、私が実際に「モラハラの証拠」として、家裁に提出できたものはほぼありませんでした。

というのも、以前こちら↓の記事でご紹介したように、調停では、モラハラは争点にならず、精神的な被害としてなかなか扱ってもらえないのです。

 

www.morarikonhint-sumi11re.com

 

時折、提出文書のなかで、「きちんと記録している」ということを主張することはできましたが、実際に提出を求められることはありませんでした。

弁護士からは、裁判になると必要になるかもしれないので、提出できる準備はしておいた方がいいという程度でした。

 

まとめ・調停ではモラハラを理由に慰謝料を取れる可能性は非常に低いため、モラハラの証拠は必要はない。

・調停不成立で、裁判になると、提出の可能性も出てくるので、きちんと保管はしておいた方がいい。

・弁護士によっては、調停が始めるまでに提出を求められる場合もあるが、調停まで活用されるかどうかは微妙。

 

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全部の資料を非開示にできる?

A.作成した資料

★事情説明書

⇒家裁の様式であることもあり、家裁が許可すれば、モラ夫が見ることも可能です。

★自分で作成した主張文書

 ⇒「非開示希望に関する申出書」という文書をつければ、基本的にモラ夫に見られることはありません。

しかし、最終判断は家裁にあるため、家裁がモラ夫側も見るべきだと判断すれば、見られる可能性もあります。

私の場合、非開示希望で出していたため、モラ夫に見られたという報告は特になく、弁護士の経験上、相手方に開示されたことはないとのことでした。

 

B.取得した資料

この手の資料は、婚姻費用や養育費の算定、財産分与の話し合いに使用するため、基本的に非開示にすることができません。

弁護士が、家裁とモラ夫側の弁護士事務所に送付するようです。

 

参考:https://www.rikon-juku.net/article/14914785.html

 

 自分の作成した文書を非開示にした場合、どのように調停が進む?

主張文書を非開示にした場合、調停委員の先生には読んでいただけますが、モラ夫側に見られることはありません。

そのため、私の主張を調停委員が要約してモラ夫側へ話すということになりました。

デメリットとしては、どうしても他人のニュアンスにより、本当に伝えたいことが伝わりにくくなってしまうことはあります。

 

それでも、他人の自分に対する態度を気にするモラ夫の場合、モラハラ被害者である妻の文書をそのまま読ませると、文の書き方が「上からだ!」などと逆上する可能性の方が高いので、私は非開示で通したスタイルでちょうどよかったと思います。

 

まとめ

自分の作成した文書は基本的にはモラ夫に直接見られることはありませんが、財産分与等数字が関わってくるものに関しては、見られると思っておいた方がいいと思います。

 

モラハラの証拠資料は、調停で活用されることは、ない可能性もありますが、裁判に備えて大切に保管、いつでも出せる状態にしておくことは大切です。

 

調停で提出する資料は、私は主張文書も多かったため、膨大なものになりました。

また、過去提出した資料について再度指摘を受けることもあります。

そのため、このような↓ファイルに、ひとつひとつ丁寧にファイリングしていると非常に便利でした。

 

モラハラ夫と離婚を考えている方、調停を考えている方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

 

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