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以前、こちら↓の記事でちらっとご紹介した本について詳しく書きます。

www.morarikonhint-sumi11re.com

 モラハラに遭いやすい私が、またモラハラに遭ってしまったとき、気持ちが落ち込んだとき、子育ての方向性に悩んだとき、度々立ち返る本です。

・モラハラ夫に対して、「ノー」と言えない。

・自己肯定感を持とうと思うけど、結局うまくいかない。

・モラハラ夫の洗脳から脱出したい。

 といった方に一度、読んでいただきたいです。

 

著者は、EQ(感情知能指数)コーチングの第一人者。

著者は、野口嘉則氏。


高校一年から大学一年までの約4年間、対人恐怖症に悩んで、自分との対話を繰り返したそうです。
リクルートに入社後、メンタルマネジメントの講師→コーチングのプロとしての活動→EQコーチングの第一人者という経歴をお持ちの、自己啓発にまつわるプロのような方なのです。

 

この本を読んでわかること

★日常におけるモラハラに対して、自分の心を守るための考え方、相手に対する具体的な対処法
★他人の不機嫌に対して怯える必要はないこと
★自分の中の不安や怒りとの向き合い方
★自分で考えられる子どもになってもらうための親としての接し方のヒント

「モラハラ」という言葉自体は出てきませんが、

モラハラを受けやすい人が陥りがちな考え方を、「なぜこのように考えてしまうのか」論理的に示した上で、

今後どう考えれば「自分らしく」いられることがでいるのか教えてくれます。

 

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モラ夫がどういう心理状態でモラハラをするのか、照らし合わせられる。

モラハラ夫というのは、劣等感の塊です。

自分に自信がないという話は当ブログでも何度か書きました。

 

妻であるあなたがモラ夫の言う通り動かないと、キレられたり無視されたりしますよね?

モラハラ夫は、この本でいう「思いどおりにならない耐性」がないのです。

この耐性が脆弱であると、なお妻をコントロールすることに執着します。

モラハラを受けたあなたは、嫌だとはっきり言えず察してほしいといわんがばかりに、仕返ししようとしたり、いやみを言ったり、モラ夫に嫌だということをわからせようとするのではないでしょうか?

 

こういったモラ夫の心理の経過、モラハラを受けたあなたの態度の理由等、自分でも理解できなかった自分の心理を客観的に知ることができます。

 

モラハラに遭っているあなたは、自身の体験をもとに、手に取るように「モラハラ夫」への理解が非常に深まると思います。

 

大切なのは、自己肯定感より自己受容。

私は、この本に出会うまで、「自己肯定感」を得ることこそ幸せへの一歩とまで思っていました。

 

ところが、この「自己受容」という考え方は私にとって「青天の霹靂」であり、これこそ「自分らしく」生きられるための考え方だと思いました。

 

無理に自信を持とうとしなくてよいのです。

不安、弱さ、嫌い等、ネガティブな感情を抑えれば抑えるほど広がっていきます。

弱い私こそ、私なのです。

 

大人になってからの「よい子」にさせない、子育てへのヒントがある。

子育てする上で、こういう大人になってほしいという親のエゴ的なものがありますが、最終的には心身ともに自立してもらうことがどの家庭も目指していることではないでしょうか?

 

「心のままに生きられる」大人になることが自立への方法のひとつです。

小さいときの「よい子」は親にとっては都合がいいのですが、そういう子は大人になってからも社会の中で「よい子」を探し求めます。

 

モラハラ被害者がこの本を読むと、自分がどういう過程で、モラハラに遭ってしまうのかわかると思います。

わかるからこそ、意識的に気をつけていけると思うのです。

声掛けの仕方、接し方、進路へのアドバイスの仕方等、子育て論があらゆるところにちりばめられています。

 

まとめ

「モラハラ」という言葉は出てこないのに、モラハラ被害者にはぜひ読んでいただきたい内容の本をご紹介しました。

 

ありのままの自分を受け止めることは、自分の中の弱さや愚かさを受け入れることから始まるのです。

 

ぜひ、ご一読ください↓

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