・シングルマザーの私が、子どもに教えられることとはなんだろう。
・モラハラ夫と一緒に暮らしているけど、結局、自分ってどうしたいのかわからない。
モラハラに遭う方は、自己肯定感が低く、自分に自信がない方が多いのではないでしょうか?
子育てに関する本ですが、自分自身のためにもなる内容です。
- 著者は、有名教育カウンセラー。
- この本を読んでわかること
- モラハラ被害者としては、「自分がなくなる」状況説明に共感できるはず。
- 子どもへの接し方が変わると同時に、自分の考え方を変えられるきっかけとなる。
著者は、有名教育カウンセラー。
著者は、諸富祥彦氏。
臨床心理士、上級教育カウンセラー、学会認定カウンセラーの資格を持ち、メディアにも多数露出されている有名な方。
特に意識していたわけではありませんが、この方の著書を気づけば2冊も持っていました。
この本を読んでわかること
・「0歳~5歳」「6歳~10歳」「11歳~」と年代別に分けられた、「自分がある」子どもに育てるための接し方や考え方。
・「自分がない親」にならないための心構え。
「自分の感情がない」「価値観がない」
「他者や世間の基準に絶えず自分を合わせてしまっている」
この状態を「自分がない」と定義されています。
「習いごとがつづかないとき」「先生に叱られて落ち込んでいるとき」等、
具体的でよくあるシチュエーションを紹介し、何と声掛けしてよいか提案してくれています。
モラハラ被害者としては、「自分がなくなる」状況説明に共感できるはず。
子どもにとって、そばにいるとホッとできる親であること。ホッとできる空間であること。安心、安全な関係を提供してくれる親であること。
これが、子育てにおいて大事だと述べられています。
モラハラ被害者として、モラ夫と同居している自分、もしくは同居していた自分を振り返ってみてください。
モラ夫の言うことに逆らえば、暴言や無視といった罰が与えられます。
だから、とにかく怒らさないように自分を抑え、何も考えないようにしようとしているのではないでしょうか?
そのような状況に置かれると、自分がなくなり、自分基準でものごとを考えられなくなることがどれだけ危険か、あなた自身が一番よくわかると思います。
このような危険な状況を「子どもと親」という関係性において解説してくれているので、共感しながら、子どもを自分のような危険な状態にさらさないためにどうしたらいいか改めて考えるきっかけとなるでしょう。
子どもへの接し方が変わると同時に、自分の考え方を変えられるきっかけとなる。
「安心できる親」になるには、自分の考え方や行動から変えなければなりません。
私たちは、常に選択に迫られていますが、一方で、
本書では、以下のように述べられています。
あなたも自分でどう生きるかを、絶えず自分で選び取ることができます。「自分の人生の主人公」になって生きることを決断することができるのです。
モラハラ被害という目線で書かれた本ではありませんが、
自分の子どもを守るために、本当の意味でのモラハラ脱出をしなければなりません。
本書がそのひとつの参考に、ひとつのきっかけになると私は思います。
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