・そもそもモラ夫の説明が理解できない。
モラ夫自身の意見や用語の説明、道案内といった簡単なこと等、モラ夫は、妻に対して、何事においてもきちんと説明するということができません。
モラ夫の説明が意味不明なのは、あなたの理解力不足ではありません。
モラ夫が何かあなたに説明するとき、「一言で返された」「早口でわからない」「専門用語でまくしたてる」といったことはありませんか?
「説明しているつもり」のモラ夫の心理を分析してみました。
そもそも、他人と分離できていない。
モラ夫にとって、妻など自分より下の者とみなした他人のことを、
自分とは異なる意思や考えを持った人間だとは根本的に理解できていません。
自分の知っていることは相手も知っているし、自分の考えと相手の考えは同じだと本気で思っているのです。
だから、何か説明を求められると、
①「俺のことはわかっているはずなのに、どうして聞いてくるんだろう」と、イライラします。
②「しょうがないから教えてやろう」と、自分だけでわかる言葉で説明を手短に済ませようとします。
自分だけでわかる言葉なので、専門用語が混じっていたり、自身の独特の解釈が入った言葉遣いをしてしまったりします。
そもそも自分のことがわかっているという前提で話すので、別に丁寧に説明する必要がないのです。
相手がわかろうがわからまいが知ったこっちゃない!というより、相手には伝わっていると思ってしまうのです。
モラ夫の説明がわからないとどうなるか。
そんなこんなで意味不明な説明を受けた妻は、一瞬パニックに陥ります。
夫の説明を理解できない自分が悪いのかと自己肯定感を下げてみたり、もう一度考えてみようと再考したりして、悩むと思います。
しかし、モラ夫だけの言葉だから、わかるはずがありません。
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妻がわからないと訴えたときのモラ夫の心理。
妻は、わからないので、もう一度質問してみたり、自分なりに解釈して結果的に失敗したりします。
すると、モラ夫のハラスメントの絶好のチャンスに変貌します。
「どうして俺が説明してやったのに、わからないお前がおかしい」等、妻の理解力について侮辱したり、
「俺が説明してやったのにミスしたのは、お前の責任だ」「だから言っただろ」等と、少しの失敗についても大きく捉え、責任転嫁をしたり、
「これ以上説明することはない。あとは自分で考えろ」と無視し続けてみたりします。
すべては、妻を支配するためです。
自分より能力が下なんだという意識を植え付け、都合よく動かすためなのです。
「わかっている」前提なら説明しなければいいのに、説明する理由。
モラ夫の説明は、目の前の相手がまず自分のすべてを知っているという前提で行われます。
だから、「わからない」のです。
相手がすべて知っているのなら、何か説明するという行為さえしなければいいと思うのですが「意味不明な説明」はしようとするのです。
というのも、自分に自信がなく責任を取ることを最も苦手とするモラ夫は、
妻に説明することによって妻にすべての責任をなすりつけるための保険をかけているのです。
何か不都合なことが起きれば、妻のせいにできると安心ですからね。
まとめ
人はそれぞれ違う意思を持ち、考え方が異なります。
だからこそ、何か説明しなければならない場面では、相手にわかるように、速度や大きさを調節したり、あらゆる言葉を駆使し、選択したりしなければならないのです。
自分より下の者と勝手に決めつけた相手に対し、モラ夫は、俺の考えがすべてだと思い込んでしまっているので、それができません。
★モラ夫が他人と分離できていないため
★妻に責任転嫁をし、支配するため
という、大きく2つの理由からでした。
モラ夫の説明がわからないのは、自分のせいだとお悩みの方に、ひとつでも気づきになれば幸いです。
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