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婚前契約は、結婚前モラハラ夫になるかどうか見分けるのに有効な手段?

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先日、朝の情報番組『グッとラック!』にて、婚前契約の特集が組まれ、注目された「婚前契約」。Twitterのトレンドにも入っていたキーワードです。

 

モラハラ被害者である私なりに少し調べて、

婚前契約が結婚前に、モラハラ夫になる夫かどうか見分けるのに有効な手段かどうか考えてみました。

 

婚前契約とは?

入籍前に、婚姻生活のルールや離婚する場合の条件等細かく契約書をもって、契約することです。

 

・どのような夫婦にしたいか、スローガン的なもの
・家事、育児の分担
・家計管理は誰がどのように行うか
・浮気をした場合どうするか
・親族や友人との付き合い方

といった具合に、中には休日の過ごし方等、日常の些細なこと、トラブルになりがちなことを細かく定める人もいるようです。

 

参考↓

婚前契約書の内容|春田法律事務所

 

第三者に見てもらうべき。

婚前契約書は、当事者間で契約書を作成する私文書と、弁護士等に依頼して公正証書にしたためる公文書と、2つパターンがあるそうです。
両者とも、法的な効力はあるようです。

 

結婚前は、「結婚したい」という気持ちだけで、本当に相手のことが見えていない場合があります。

 

どちらかに都合の良いものになっていないか、第三者の目を通すべきだと思うので私は手間がかかっても公文書にした方がいいと思います。

 

モラハラ被害者という立場から、感じる婚前契約の危険性。

結婚前に、婚姻生活を具体的にイメージして起こりそうなトラブルを未然に防げるという意味では、一般家庭において婚前契約は非常に有効な方法だと思います。

 

しかし、モラハラ被害者の私から見て、相手がモラハラ夫であった場合、ある意味婚前契約は妻を苦しめる危険性を秘めています。

 

というのも、モラハラ被害者は、結婚前から支配されている可能性もあるからです。

モラハラ夫は段階を追って、徐々に妻を支配していきます。
同居してももう十分支配できると、モラ夫が判断すると結婚します。

そうなると、婚姻前に作成する婚前契約書にはモラ夫にとって都合の良い条件が並べられてしまう可能性があるのです。

 

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モラハラ夫という存在を知った上で、婚前契約の結び方を考えるべき。

私がモラ夫と結婚したのは20代の頃。「モラハラ夫」という言葉すら知らず、目の前の彼が結婚後、恐ろしい存在に変貌するなんて、微塵も考えていませんでした。

 

一般家庭において、結婚当初というのは、話し合いながら手探りで、互いを思いやりながら徐々に家庭のルールが出来上がっていく家庭が多いのではないでしょうか?

モラハラ家庭では、思いやりという気持ちではなく、モラ夫がどこまでなら自分の都合良く生活できるか、陣取り合戦のような感覚で、モラ夫のルールが出来上がっていきます。

 

結婚当初では、どのぐらい生活費がかかるのか、家事はどのように分担するのか、
特に20代では周囲の経験談なども聞く機会も少なく、
人生経験も浅く、
さも「思いやり」があるかのように振る舞うモラ夫に騙されてしまい、
わからないまま、相手の思うままにルールを決められてしまう可能性があるのです。

 

だから、もし婚前契約を結ぶ場合は、まずはそんな「モラハラ夫」という存在が世の中にはあるんだということを頭に入れて、
契約書が平等なものになっているか、
第三者に確認してもらうことを私はおすすめします。

 

婚前契約は、モラハラ夫かどうか見極めるのに有効か?という結論

婚前契約を結ぶにおいて、まず多くの話し合いが必要です。

モラハラ夫は、自分だけが正しく、あなたは間違っていると、ときに強く、ときに優しく言いくるめるだけで、話し合いというものができないのが特徴です。

 

婚前契約の内容を話し合う際、話し合いができないな、進まないな、自分だけ我慢していると感じた場合、ひとつの可能性として、「モラハラ夫」になるかもしれないと思った方がいいかもしれません。

そのために、「モラハラ夫」という人がいることを頭に入れておくことが大切なのです。

 

結論としては、

★「モラハラ夫」という人が世の中には存在する!ということを頭に入れて話し合いに臨むこと
★出来上がった契約書を第三者に平等なものになっているか判断してもらうこと

これらのステップを経て、契約を結ぶ段階で、見分けられる可能性が高くなると思います。

 

まとめ

婚前契約の段階で、モラハラ被害者は既に支配されている可能性があるため、モラ夫ルールが契約書としてしたためられる危険性を秘めています。

 

一方で、「モラハラ夫」という存在を知り、きちんとあなたの意向を組んでくれる相手かどうか、まず自分で判断し、第三者の目を通して公文書にするというステップを踏むと、モラ夫かどうか判断する上で、婚前契約書は有効な手段だと思います。

 

結婚前は、「結婚したい」という気持ちが先走りがちですが、一度踏みとどまるのも、ひとつの勇気です。
結婚は契約か?という問題は別として、自分でこの人は自分のことを一生涯大切にしてくれる相手かどうか見極める自信がない方は、ひとつの方法として取り組んでみてもいいかもしれません。

 

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