・旅行先をどこにするか。
・子どもの名前は何にするか。
・子どもの行事ごとをどう進めるか。
モラハラ夫は、これらの決断ができません。
そして、話し合いにも応じないので、ものごとが前に進みません。
ものごとを前に進めるために、妻が提案したり、決めようとしたりすると、
「勝手に決めるな!」と激怒されることがあります。
このように、決められないのに、妻には決めさせたくないモラハラ夫の心理を分析してみました。
「決められない」理由。
モラハラ夫は、責任を取ることを恐れています。自分に自信がないので、責任を取れる自信もないのです。
もし自分が決めたことで失敗したらどうしよう、という考えが頭から離れません。
だから、いつまでも決断することもできず、
常日頃から、何かモラ夫にとって不都合が生じれば「あなたのせい」にするのです。
「決めさせたくない」理由。
自分で決めれないのなら、妻に決めてもらったらいいのですが、それも拒否するのがモラ夫です。
以前、モラ夫もモラハラを受ける妻も「無責任」な関係だという記事を書きました。
www.morarikonhint-sumi11re.com
これは、互いに依存している「共依存」の関係だともいえます。
モラ夫は、妻を支配していながらも、妻に依存しているのです。
モラ夫が決断できないとき、このとき妻はここぞとばかりいつもとは逆の立場で、むしろ支配的に「こうした方がいい」「こうしようと思う」とものごとを進めようとしているときがあるのではないでしょうか?
何か不都合な事態が発生したとき、責任は取りたくないけど、自分の思い通りに決めたいという思いもモラ夫にあります。
ここで、あなたがモラ夫のマイルールに従うのに抵抗があるように、モラ夫も支配的な妻に従うのに抵抗があるのです。
また、妻の言うことを聞かなければならないのだろうか?という葛藤が、決めさせたくないという結果を導くのです。
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「勝手に決めるな」という言葉
妻としては、モラ夫の意思を感じ取れないので、「こうしようと思う」と「提案」したり、モラ夫の決断を待っている時間もないので、やむなく進めているだけであって、
反論があれば言えばいいぐらいにしか思っていません。
それに対し、基本的に妻に依存しているモラ夫は、支配的になった妻の言うことを聞かなければならないと思い込んでしまいます。
そのため、妻の提案を決定事項として認識してしまうので、「勝手に決めるな!」という言葉が生まれるのです。
まとめ
人生は選択の連続ですが、モラ夫は決断ができません。いつまでも、ものごとが前に進みません。
モラ夫とモラハラを受ける妻は、支配と服従であると同時に、共依存の関係性を保有しています。
そのため、妻の「提案」を「既に決定されたもの」「自分の力では覆せない事項」だと思い込んでしまうのです。
決められないのに、決めさせたくない
妻を従わせているはずなのに、妻の言うことを聞かなければならない
その心の葛藤、フラストレーションが、「勝手に決めるな!」という言葉を生み出すのです。
決断できないのに、なぜか怒られるといった体験、お宅にはありますか?
あなたの夫も、モラハラ夫かもしれません。
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