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こんにちは。

 

絵に書いたようなモラハラ夫と2年かけて調停離婚した、菫です。

 

前回の記事で、弁護士に相談する際、「とにかく慰謝料を取りたい!」と訴えることはNGだと書きました。

 

今回、モラハラ離婚における慰謝料についてご説明していきます。

  

慰謝料ではなく、離婚成立をゴールとすること。

モラハラはテレビやネットではだいぶ浸透してきた言葉ですが、まだまだごく最近の言葉です。

 

慰謝料を取る際、裁判所が参考にするのは過去の事例です。過去の事例で、モラハラによる慰謝料請求できた事例は数少ないのです。

その分、過去の事例をもとに答弁する弁護士から見ても、モラハラに対する理解は実際深まっていません。

 

自分はどれだけ傷ついていたとしても、あくまでも「離婚」をゴールとし、慰謝料にこだわらないことをおすすめします。

 

弁護士に「慰謝料を取りたい!」と強く訴えたこともありますが、そんなに慰謝料にこだわるのであれば別の弁護士をご依頼ください、と機嫌を損ねてしまったこともありました。

 

心療内科に行くメリット、デメリット

慰謝料を取るには、まず調停ではなく、調停不成立を経て、離婚裁判まで戦う覚悟が必要だと思います。

 

離婚裁判となると、それなりの証拠を持って相手方と戦います。

 

慰謝料にこだわっていた際、心療内科へ行って「鬱病」等の診断を受け、医者から目に見える証拠=診断書をもらうよう弁護士より勧められました。

 

しかし、ここで鵜呑みにして病院へ行ってはいけません!

心療内科で診断書をもらうメリット、デメリットを考慮した上で、ご決断ください。

 

◆◇メリット◆◇

精神的苦痛を受けた!と、口で訴えるよりも、実際に病気として認定された人とされてない人とでは、真実味が異なります。

慰謝料をもらえることが前提ですが、金額に差が生じるようです。

 

◆◇デメリット◆◇

子どもがいる場合、要注意です!

 精神疾患が強いと診断された場合、調停や裁判の場で、親権者としての適合性を指摘される可能性があります。

 

家庭裁判所は、子どもの福祉を重視しています。

健康な状態のシングルマザーでも、子どもを養っていくということは本当に大変なことです。

 

精神疾患がある状態で、通院しながら子どもを養っていくことが経済的にも心身的にも大丈夫?と残念ながら疑われてしまうのです。

 

本当に治療が必要な人は別ですが、私はまだ大丈夫!という方は一旦踏み止まり、このメリットデメリットを考慮した上で決断することをおすすめします。

 

私の決断と、弁護士とのやりとり。

私が弁護士から心療内科で診断書を取りつけるよう勧められたときのことです。

 

ネットで精神疾患にかかった場合、親権争いで不利になる可能性があるという記事を見たことがあったので、弁護士に確認をとりました。

 

「心療内科に行くことは可能ですが、親権問題の際不利になりませんか?」と質問したところ、以下のような回答がありました。

弁護士の回答

・精神疾患が強いようであれば、親権者の適格性について相手方からの攻撃材料になる。

・一時的な抑うつ状態で、親権者として不適格だと判断されることは通常はない。

・慰謝料の金額UPか、親権者としての適格性について疑問を呈されたくない、どちらを優先されるかご判断ください。

 

私としては親権を絶対譲るつもりはなく、攻撃材料を与えたくなかったので、心療内科へ行きませんでした。

調停中も、絶対うつ病になるものか!と固く決意し、2年過ごしました。

 

弁護士には、離婚条件の優先順位を定期的に伝えて、多角的なアドバイスをもらおう。

私のこの決断は、弁護士との上記のようなやりとりによりできたものです。

 

慰謝料だけにこだわっていると弁護士に思われると、一方的なアドバイス(心療内科に行くこと)しかもらえません。

弁護士も人間であり同時に多数の案件を扱っています。

初回の面談で、離婚条件の確認を行ったとしても、忘れられてしまったり、こちらの意図(条件の優先順位など)がうまく伝わっていなかったりします。

親権等、絶対譲ることのできない条件をときどき数回にわたり、弁護士に提示しながら意思疎通を図っていきましょう。

 

結局、慰謝料はもらえないの?

私の場合、慰謝料という名のお金はもらえませんでした。しかし、「解決金」という名目のお金を取ることはできました。

 

これについては別記事でご説明します。

 

まとめ

モラハラを理由に慰謝料を取ることは困難といえます。

慰謝料金額UPを狙うなら、心療内科で精神疾患であるという診断書を取付けることもひとつの方法です。

しかし、子どもがいる場合、親権者の適格性について相手方に攻撃材料を与えたくないのであれば、心療内科へ行くことを一旦踏み止まることをおすすめします。

 


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