自己肯定感の低いモラハラ被害者は、職場やママ友等日常生活においても、モラハラに遭い、いわゆる「生きづらさ」を感じている方も多いのではないでしょうか?
今回は、日常生活なや潜むモラハラに反応しない、相手にしない方法をご紹介したいと思います。
はじめに
反応しない方法には、「その人自体に反応しないこと」と、「一事実に反応しないこと」という2つの方法があると思います。
順に解説していきます。
日常的にあなたを攻撃する人と、反応してしまう心理。
★自由奔放で周りの都合を考えず、周りを振り回す人<
このような人々にまつわるお話です。
その人は勝手にあなたのことを見下し、「何を言ってもいい奴」ぐらいにしか思っておらず、支配しようとしています。
支配する側は、常に優位に立っていないと、自尊心がなくなってしまうので、
見下した相手は自分にとって下の立場で居させ続ける必要があります。
そのため、あなたのことを認めてしまうということは、自分を保つことができなくなるのと同じなのです。
よって、あなたのことを認めるということはありません。
認めないということは、あなたの言うことを聞いたり、心から謝ったりするということがないのです。
一方、あなたは自分を認めてほしいから、認めてもらえなかったとき、つまり、嫌がらせを受けたとき、
イライラしたり、逆に自分のことを認めさせようと躍起になり、謝らせようとしたり、自分の考えを言いたくなったりして、「反応」してしまうのです。
イライラしている気持ちになっている時点で、あなたの感情はその人で支配されています。
反応することをやめない限り、支配する側、される側という関係性を破ることができないのです。
その人自体に反応しないこと
相手は、あなたを支配するために嫌がらせをしています。
言うことを聞かないと嫌がらせするぞ!ということです。
それに対し、あなたがイライラして言い返してしまうと、嫌がらせする機会を与えてしまいます。
また、無理して笑って嫌がらせを受け入れてしまうと、これぐらいしてもいいんだ!と更に嫌がらせをしてくる可能性があります。
あなたがイライラするということは、支配者に対して認められたいという思いが生じています。
支配者が考えを曲げることはないので、支配者に認められる=支配者にとって都合の良い奴になるということです。
まずは、イライラしないことを心がけましょう。
とにかく距離を置き、無視できるなら最低限の関わりのみで、ときには無視して構いません。
無視して相手にどう思われるか気になるかもしれないけど、
相手はあなたをそれほどまでに傷つけたのだから、無視されてもしょうがないともいえます。
認められる必要もないので、どう思われるか気にする必要もなくなります。
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一事実に反応しないこと
先程までは、日常的に危害を加えてくる人に対し、その人自体に反応しないことをおすすめしました。
一方で、日常的に危害を加えられるわけではないし、支配的な態度ではないけど、
時折「自分の思惑と違う反応をされてしまった!」「失礼なことを言われた」ということがあると思います。
人はそれぞれ生まれも育ちも違うので、それぞれの価値観で生きています。
自分に対し、100%気を遣ってくれる人はごく少数だと思います。
失礼なことを言われたとき等は、自分に対し、ベクトルが向いてないときです。
こちらを向いてない状態の相手を無理に振り向かせることに時間や気力を費やす必要があるかどうか、まず考えてみましょう。
基本的に日常生活に影響がなければ、「どーでもいい!」と思うと、後々気持ちが楽になります。
気になる本『反応しない練習』
実は、この記事を書いている途中で発見したこちらの本。
Amazonプライム会員なので冒頭試し読みができたのですが、非常に気になっています。
大きく言ってしまえば、本記事をもーっと詳しくしたような本。
コピーにもあるように、「超合理的で、シンプルなので考え方」が、悩みを生まない方法なのです。
まとめ
日常のモラハラに反応してしまう理由は、あなたの認められたいという思いからでした。
改めて、まとめると、日常のモラハラに反応しない方法は、以下の2つです。
①その人自体に反応しないこと
相手は、あなたを支配し都合よく動かそうとしています。
その人に認められる=都合の良い奴としてみなされるということです。
こういった人には、とにかく反応しない、距離を置くということを意識しましょう。
②一事実に反応しないこと
日常生活において、その人の言動が全く問題ない場合、基本的に「どーでもいい」と総スルーする気持ちでいると、楽です。
モラハラ夫でお悩みの方は、モラ夫以外のモラハラにも苦しみやすいと思います。
本記事が少しでも参考になれば幸いです。
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