調停中でもモラハラに遭った事例。モラ夫の理不尽な要求への対処の仕方。【モラハラ離婚調停体験記17】

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前回、モラ夫は「強い俺」と「可哀想な俺」を使い分けて理不尽な要求を通そうとするという特徴をご紹介しました。

 

この特徴ですが、調停でも現れて理不尽な離婚条件等を主張してくるので、要注意です。

 

『2年』の調停中現れた事例をご紹介します。

  

「強い俺」で、こちらの弁護士を威圧することがある。

モラ夫にとって、支配下とみなした妻にまつわる人々は同等に下に見る癖があります。

 

調停では、家裁という公的な場で使うような決まりきったお堅い文言を使用し、弁護士が作成する文書が多数あります。

 

いくら「話し合い」というスタンスの調停といえど、モラハラを理由に離婚するため、強い口調で反論することはあります。

 

それが気に食わなかったようで、

「書面が上から目線だから話し合いに支障が生じる」と強く主張してきました。

 

うちのベテラン弁護士も、「上から目線」だと言われたのは初めてでびっくりしていました。

 

第2回調停での出来事だったので、おそらくモラ夫的には始めのうちにどちらが上の立場なのか示したかったのだと推測できます。

 

「強い俺」の場合、どこか言動がおかしいので、モラハラと言わないまでも、周囲が異変を感じとってくれやすいかもしれません。

 

調停の文書は、基本的には決まりきった堅い文言なので、その後も引き続きたいして文体を変更することなく進めました。

 

「可哀想な俺」で、婚姻費用の減額を要求することがある。

うちのモラ夫は、婚姻費用(別居中の生活費)をとにかく減額しようとしてきました。

モラ夫の勤務先の給与体系では、月収の2、3倍ボーナスがある仕組みでした。

婚姻費用は、一般的に年収単位で算定します。

モラ夫は、常に月収の手取りで生活費を捉えていました。

そのため、モラ夫は、ボーナスを無視して、「(年収単位で算定された)婚姻費用を支払っていては生活ができない」などと「可哀想な俺」を演じ続けました。

 

普段からマイルールをふりかざすモラ夫ですが、支払うお金を減らすためならあらゆる手段で、独自ルールを作り「お金がなくて可哀想な俺」を演じてきました。

 

この場合、一般的な年収単位ではなく、毎月の手取り月収を算定基準とせよ!という独自ルールに基づいた要求でした。

 

散々「可哀想な俺」からモラハラを受けてきた私は、いち早く「理不尽な要求」だと気づくことができました。

算定された婚姻費用も、ボーナス含む年収に応じたものなので、十分払える金額であり、何よりも母子が生きるための生活資金です。

とにかく独自ルールであることを指摘し、一般的な年収での算定を要求し続けました。

 

「強い俺」よりも「可哀想な俺」に、注意する必要がある。

「強い俺」よりも「可哀想な俺」の方が厄介かもしれません。

 

話し合いという性質上、調停委員も双方の話を基本的には平等な立場で聞く必要があります。

そのため、一方が「可哀想」だと繰り返し主張されると、人間なのでどうしても騙されてしまう調停委員もなかにはいる可能性があるのです。

 

上記の事例の婚姻費用の場合、いくつか条件は調整しながらも、結果的には算定表通り、年収基準で判定していただけました。

 

婚姻費用の調停が成立した後も、事あるごとに「生活が成り立たない」と主張してきました。

それに対し、調停委員も「これだけ年収があって生活できないことはないだろう」と口に出してモラ夫の主張に対し反論することはなかったので、油断ならない状態でした。

 

まとめ

このように、調停中もモラハラに遭います。

「強い俺」で、私や私の弁護士ごと威圧し、自分の主張だけを聞かそうとします。

この手法は、普段より数々の答弁を行う弁護士には通用しないと思うので、モラハラを改めて証明するひとつの手段と捉えてもいいでしょう。

対処としては、モラ夫の威圧は無視して淡々と調停を進めましょう。

 

それに対し、全力で演じられる「可哀想な俺」には要注意です。

良心のある人間は一見弱そうな者に対し、何も言えなくなってしまうことがあるからです。

 

対処としては、モラ夫のこのような特徴にいち早く気づき、まずは自分は再び騙されず、自分の主張すべきことを確実に主張していきましょう。

 


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