モラ夫は、妻を支配するため、マイルールをたくさん作ります。
『モラ夫は、マイルールが大好き』シリーズをご紹介していきます。
うちのモラ夫も、マイルールが大好きでした。
モラハラ生活から離れるとわかる、ちょっとおかしなマイルール。
それをまじめにやっていたモラハラ生活をお話します。
- モラ夫の光熱費に対する考え。
- 夜、一ヶ所に集合しなければならない。
- 一ヶ所に集合するということ。
- 一ヶ所に集合することで、生まれるもの。
- このマイルールの意味。
- 客観的に見て、このマイルールおかしくね?
モラ夫の光熱費に対する考え。
「給料は、俺の金」
モラ夫の口癖でした。
モラ夫は、とにかくケチです。
うちのモラ夫は、光熱費に特にうるさく、一人暮らしのときは電気ガス水道ほぼ基本料金で抑え込んでいました。
酒代など、自分の好きなことにだけお金を使いたいので、光熱費は絞れるだけ絞るという考えでした。
妻がひとりの人間として生活をしているという考えはないので、私が光熱費を使うことが許せないようでした。
夜、一ヶ所に集合しなければならない。
ケチなモラ夫が考え出したのが、「夜、一ヶ所に集合する」というマイルールでした。
モラ夫と同居していた部屋は、3LDKでしたが、電気代節約のため、一ヶ所しか電気がつけられませんでした。
そのため、夜、家事がしたくてもできません。
とにかく徹底して、一ヶ所しか電気をつけさせてもらえません。
一ヶ所に集合するということ。
ご飯を食べる間は、ダイニング。
寝るときは、寝室。
これは、私もモラ夫も同じ行動をするからかまいません。
しかし、以下ケース1、2ではいかがでしょう。
【ケース1】モラ夫の個人作業のとき
モラ夫が読書をする場合、当然これは2人で行うものではありません。
私は家事を終わらせたいのです。
できません。
そのため、無理矢理、書斎のような部屋でスタンドタイプの電気を点け、薄暗い中、私はスマホをいじるぐらいしかできません。
とにかくアイロンしなければならないものが溜まりました。
そのため、昼間4時間ぶっ通しでアイロンをかけ続けるときがありました。
【ケース2】モラ夫とDVDを見るとき
まず、映画の趣味が合いません。
合わないから別々のDVDを借りてそれぞれで見ようという提案など聞き入れてもらえません。
結果、モラ夫好みのものを借りて、寝室で見ます。
私は、当然興味があまりわかないので、積極的に寝室に行く気もあまり起こりません。
よって、直前まで残っている家事をします。
すると、「DVD上映会するぞー!」と呼び出しがかかります。
結局、家事は翌日まで繰り越し、不完全燃焼のまま、興味のない映画を寝室で強制的に見ると、
寝ます。
一ヶ所に集合することで、生まれるもの。
モラ夫は、「従わせている」満足感。
「節約できている」満足感。
メリットしかありません。
私は、家事ができない。溜まる。
好きな映画も見られない。好きなときに好きなテレビも見られない。
生活の楽しみがなくなる。
生活がつまらなくなる。
「虚無感」が生まれます。
このマイルールの意味。
モラ夫は、妻を支配するため、定期的に叱らなければなりません。
一ヶ所に集合するなんて毎日は実際できないので、私は違う部屋でテレビを見たり、終わらない家事をしたり、ちょくちょくルール違反しました。
そのタイミングを狙って、モラ夫は不機嫌になったり、怒ったりします。
節約のためでもありますが、破りやすいルールでもあったので、支配するにはちょうどよいものでもありました。
客観的に見て、このマイルールおかしくね?
同居中は、怒られたくない一心で、モラ夫の言う通り、一生懸命できる限り一ヶ所に集合していました。
しかし、皿洗いやアイロンや洗濯等、家事をするのは生活していく上で当たり前だし、別の部屋にテレビがあると好きなように点けるのも当たり前だと思いませんか?
自分の家で、自分が自由に動けないのです。
離婚後、目覚めた私はなぜ一ヶ所に集合していたのだろうと思いました。
謎。
このような謎のルール、まだまだあります。