モラ夫は、弁護士を無視する。モラハラ特有の理由が調停を長引かせる。【モラハラ離婚調停体験記⑥】
こんにちは。
モラハラ夫と『2年』かけて離婚調停した菫です。
タイトルの「弁護士」というのは、モラ夫が自身でお金を出して依頼している代理人弁護士のことです。
相手方弁護士も困り果て、調停の場で調停委員に謝るほど、弁護士の連絡を無視し続けました。
私も初めて聞いたときは、この写真のワンちゃんぐらい驚きました。
モラ夫と暮らしてきた私なりにその思考を分析してみました。
思考回路①弁護士を部下だと思い込む。
モラ夫は、国家資格を持ち、自分の弁護をしてくれる弁護士のことを、
「俺が雇ってやっている」と思い込みます。
常に優位に立ちたいモラ夫は、そこに上下関係を生み出し、残念ながら弁護士を部下ぐらいにしか思いません。
お金を出している以上、都合良く働いてくれると思ってしまうのです。
思考回路②自分の考えは言わなくても伝わる。
モラ夫の特徴として、『下』だと見なした人物からの「質問」を「自分に対する意見」や「反抗」だと捉えます。
自分の思考は言わなくても相手に伝わると考えている癖があります。
例えば、他人が「どういうことですか?」「どうしたいのですか?」と聞くとします。
モラ夫としては、『俺のことはわかっているはずなのに、なぜ聞いてくるんだ!』という思考回路になります。
その現実とのギャップにイライラし始めます。
イライラを無視で表現するのがモラ夫の特徴です。
聞いた他人は、ただ「聞いている」だけなので、何回かに分けて聞きます。
よって、さらに現実との格差が大きくなり、頑なに無視します。
思考回路③苦手なことはやらなくても誰かがしてくれる。
うちのモラ夫は、手続きと呼ばれるもの全般が苦手でした。
苦手なことは言わなくても放っておけば、お母さんや後輩等、誰かがやってくれるという人生だったのだと思います。
離婚調停となると、財産分与に関わる残高証明書はじめ、多岐にわたる書類のやりとりが必要となります。
うちのモラ夫は弁護士からの書類提出要求を徹底的に無視しました。
資料が出ないまま迎えた調停が数回、出てくるときは調停前日か当日でした。
やっと出てきた資料もきちんと整理されたものではなく、残高証明書を写真に撮った乱雑なものでした。
苦手ならば、弁護士に相談したり依頼したりするといった方法もありますが、おそらく上記②に書いた思考が働き、弁護士がどうにかしてくれるか、離婚を早期に成立させたいがために私が諦めるのを期待したのだと思います。
徹底して何もしないので、問題解決したいと考える周囲の人間が動かざるを得ない状況になるのです。
まとめ
残念ながら、モラハラ夫は、弁護士に「依頼」しているという感覚はありません。
モラハラ特有の思考回路により、契約している以上、自動的に問題を解決してくれると思いこむうちのモラ夫のような人もいるのです。
あくまでも、私個人の分析です。
こんな人がいる!モラ夫と弁護士を立てて離婚調停するとこうなる可能性がある!と、
一意見として参考までに一読いただければ幸いです。