こんにちは。
モラハラ夫に苦しめられ、2年調停をして離婚を成立させた菫(すみれ)です。
今回は、私が実体験より学んだモラハラ夫とひとつの物事を進めるための心構えや対処法をお伝えしていきます。
- モラハラ夫は、協力しないどころか、自分のやるべきこともしない。
- 【エピソード】結婚式の準備をしない。
- 【対処法①】「2人で協力して行うもの」という概念を捨てる。
- 【対処法②】どうしても、夫がやらなければならないものは、締切を早めにして伝えておく。
- まとめ
モラハラ夫は、協力しないどころか、自分のやるべきこともしない。
一般的に、「夫が家事に協力してくれない」「子育てに協力してくれない」といった悩みは多く聞かれます。
しかし、語弊があるかもしれませんが家事や子育ても最悪ワンオペ、ひとりで完結することが多くあります。
モラハラ夫の場合は、自分の興味のあること以外徹底して動きません。妻ひとりで完結できない手続き等たくさんあると思いますが、夫の作業や決断が必要なことであっても、興味の範囲外であれば、本当のギリギリまでしません。
【エピソード】結婚式の準備をしない。
女性にとって、結婚式は特別なものです。
男性よりも女性の方が、思い入れの強いものかもしれません。
それでも、2人にとって一生に一度の大切な行事です。
結婚式には、招待客リストアップ、招待状発送、席次確定、引き出物選定、衣装や会場装飾打ち合わせ、BGM選定、進行確認等、数ヶ月にわたり細々とした準備があります。
結婚式を無事成功させるという目標に向かって、当然2人で協力していくものと思っていました。
ところが、うちのモラ夫は、式場とのやりとりは私任せであることはもちろん、夫側の招待客の住所のリストアップすらしようとしませんでした。
招待状の発送にはもちろん期限があります。私が全ての住所名前を書く作業をしていましたので、期限が迫ると焦ります。
数回「早く教えてくれないと送れない」と督促しました。
督促の度、自分が悪いにも関わらず不機嫌になるモラ夫。
夫側の友人なので、私ではどうすることもできません。
数人は期限までに間に合わなかったので、諦めました。席次も考え直しです。
【対処法①】「2人で協力して行うもの」という概念を捨てる。
相手は普通の夫ではなく、モラハラ夫です。自分の興味のあること以外労力を裂きません。
私は、どうして最低限の要望にさえ応じてくれないんだろうと、イライラしていました。
「2人で協力して準備していくもの」という私の結婚式に対する概念に対し、モラ夫は「妻が俺のために全てやってくれるもの」という無茶苦茶な認識だったのです。そういう認識の相手に「早く〜して」という要請は無駄な行為でした。
この時点でモラハラ夫と気付くのは難しいと思いますが、「夫が〜してくれない」と感じたら、ひとりでできるものは一人でする!と覚悟を決めた方が楽です。
【対処法②】どうしても、夫がやらなければならないものは、締切を早めにして伝えておく。
これは、結婚式準備の段階で実際に実行しました。
プランナーの方に、夫側のスケジュール表と妻側のスケジュール表を別々に作成していただき、夫側は締切より数日から数週間前のものをご用意いただきました。
せっかく夫婦となった旦那さんに嘘をつくのは心苦しいと思うかもしれませんが、目的達成のため!また、自分を守るための必要な嘘です。
良心の呵責に悩む必要は一切ありません。
締切を早めに伝えられるものは、できる限り早く伝えておくと、本当の締切に間に合う可能性が高くなります。
まとめ
【モラ夫の考え方に気付く】
モラ夫は、自分の興味のあること以外、誰かがやってくれるものという認識であることに気づきましょう。
【覚悟を決める】
そんな考えのモラ夫に、行動をさせようと努力する方が心身ともに疲弊します。最初から一人でできるものは一人でする!と覚悟を決めましょう。
本当にあなたのことを思いやってくれる旦那さんであれば、あなたの大変そうな様子を見て、自ら進んで行動を起こすはずです。モラハラ夫かどうか見極めるひとつの目安になるかもしれません。
【最低限の作業手続きはスケジュール調整する】
夫にしかできない手続きだけ残し、あとは一人で済ませる。
本来のスケジュールより早めの期限を設定し、管理する。
まだ離婚は考えていないけどモラハラ夫と生活を続けている方、「うちの夫はもしかしてモラハラかも?」と考え始めている方に、ひとつの参考になれば幸いです。