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【実体験より】結婚後モラハラ夫になる男の見分け方

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こんにちは。

モラハラ夫(通称モラ夫)に苦しめられました菫(すみれ)です。前回に引き続き、今回も、結婚前編。

 

私がモラ夫と交際中に感じた今だから思える「違和感」を元に、交際前に現れる可能性のあるモラハラの特徴の兆候をご紹介していきます。

 

結婚前は基本的に優しいモラ夫。

結婚を目前にしている「彼女」としては、フィルターがかかりがちです。

あとあと後悔しないために、この違和感を見過ごさず、「モラハラ夫予備軍」かどうか判断が必要です。

 面倒なことを押し付ける。自分でできることをしない。

【置き去り事件ー前編ー】

交際中、旅行へ行ったときのことです。

バスターミナルに着いたとき、モラ前夫から出てきた言葉。

「どのバスに乗ればいい?」

この一言から、見知らぬ土地で、なぜか道案内役を務めるする羽目になりました。

 

ところが、私は道を覚えたり、地図を見たりするのがとても苦手です。

道案内アプリを見ながらも、3回程乗るバスを間違えてしまいました。

 

この『なぜか〜することになった』出来事に要注意なのです。

モラ夫にとって、誰かに何か「させている」という状態は優越感に浸れる心地よい状態です。

 

外面よく繕ってきたモラ夫が、少し本性を表してきた兆候だと思います。

 

イラついていることを「無視」で表現する。

【置き去り事件ー後編ー】

乗るバスを間違えるにつれ、次第に、機嫌が悪くなるモラ前夫。

もう日も暮れた頃、最後の目的地付近のバス停に到着したときのことです。

無言で私が追いつけないぐらい早歩きで去り、数分見失いました。

 

見知らぬ土地でまさかの一人にされるという恐怖を味わいました。

 

イライラを明らかに表しながら「無視」をするのが、モラハラの手法のひとつです。

 

普通の男女の喧嘩で、無視することもあるかもしれません。

しかし、モラ夫の場合、相手を危険な目に遭わせたり、恐怖を感じさせるほど、「無視」します。

この違いの見極めが難しいところですが、自分が感じる「恐怖」を見過ごさないでください。

 

できない約束をする。

【結婚するする詐欺事件】

モラ前夫と交際を始めたのは、すでに30歳目前。

結婚を意識する年頃ということもあり、結婚を前提としないお付き合いは、私のなかで考えられませんでした。

 

交際してすぐ結婚の意思を確認したところ、「当然ある」と即答でした。

 

しかし、実際結婚することになったのは、そこから約3年後。

この間、数ヶ月おきに、具体的な将来の話を持ちかけると、「今じゃない」と言われたり、不機嫌な態度を取られるようになりました。

 

それでも、それ以外はこの頃は基本的に優しいモラ前夫。

結婚生活に向けて、2人でお金を出し合い積立貯金を行ったり、自分の両親に会わせるなど、結婚を意識させることもありました。

 

ただ、実際いつ結婚するのか詳細を詰めようとすると、上記のような理不尽な目に遭いました。

 

期待と落胆の繰り返しです。

 

もしかしたら、交際直後の時点では結婚する気などなかったのかもしれません。

 

すぐにでも結婚したかった私にとって、結婚の約束はモラ夫にとって、私を繋ぎ止めておくための道具でしかなく、これが支配の始まりでもあったのです。

 

交際期間(隣に「彼女」を連れ歩いているという状態)は、彼女がいない周囲の人たちからも優位に立つことができ、尚且つ何の責任も負わなくて済む、責任を嫌うモラ夫にとって非常に都合の良い期間です。

【交際期間(隣に「彼女」を連れ歩いているという状態)】

★彼女がいない周囲の人たちからも優位に立つことができ、

 尚且つ何の責任も負わなくて済む、

 責任を嫌うモラ夫にとって非常に都合の良い期間です。

★できる限り結論を先延ばしにし、優越感に浸り、

 テリトリーを確立していく期間でもあるのです。

 

できない約束をする。

決断ができない。

これも、モラ夫の特徴のひとつなのです。

 

モラ夫にとって、『約束』は相手(彼女や妻)を拘束し、その相手(彼女や妻)や他者に対する優越感を味わうためだけのものです。

それだけ外面を装い、自分への自信が欠如しているモラ夫には、責任を伴う決断ができません。

 

このように、結婚を前提としたお付き合いにも関わらず具体的な結婚の話が進まない場合、モラハラ夫予備軍かもしれません。

なぜ行動に移さないのか見極めた方が良いのかもしれません。

 


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